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高齢者施設でお花体験

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分




花は、人生の記憶を呼び覚ます


高齢者施設でフラワーアレンジメントを行っていると、よくこんなお話を伺います。

「昔、学生時代に華道を習っていたの。」

「若い頃は、お嫁に行く前に生け花を習うのが当たり前だったのよ。」

今は手にする機会が少なくなった花も、一輪手に取るだけで、昔の記憶や思い出が自然とよみがえるそうです。

花を見つめる皆さんの表情は、いつも穏やかで、懐かしそうなようす。

花には、人生の大切な記憶を呼び覚ます不思議な力もあるのだと、毎回感じています。


忘れられない一つの言葉


これまで多くの施設で活動させていただく中で、今でも忘れられない出来事があります。

ある施設で、身体が不自由な利用者様が、ご自身で一つの作品を完成させた時のことです。

作品を見つめながら、その方は涙ぐみながら、

「もう自分は体が不自由になってしまって何もできないと思っていたのに、今日こうして、自分の手でちゃんと花を生けることができて、本当に嬉しい。」

そう話してくださいました。

私たちは「花を届けている」と思っていましたが、その日、花が届けてくれていたのは「楽しみ」や「喜び」だけではなく、「生命の力」「生きる力」なのだと教えられた気がしました。

この言葉は、今でも私たちの活動の原点になっています。





花は、生きることを教えてくれる


モニカ福祉会様でも、皆さんがご自身で生けた作品を本当に大切にされています。

お部屋に飾り、毎日水を替えながら、花の変化を見守ってくださる方もいらっしゃいます。

花は、いつか必ず枯れます。

だからこそ、咲いている今この瞬間が美しい。

利用者の皆さんがお花を慈しむ姿を見ていると、僕は時折、花の命と自分自身の人生を静かに重ね合わせて見つめているのではないか、と感じることがあります。

もちろん、それは自分自身がそう感じていることであり、皆さんのお気持ちはそれぞれ違うでしょう。

それでも、限りある命だからこそ、今日という一日を大切にする。

花は、そんなことを私たちにそっと教えてくれているように思います。


私たちが届けているのは、「花」だけではありません。


秀芳生花がこの活動を続けている理由は、きれいなお花を届けるためだけではありません。

花を通して会話が生まれ、笑顔が生まれ、昔の思い出がよみがえり、「まだ自分にもできる」という喜びが生まれる。

そんな瞬間、時間、空間そのものをお届けしたいと考えています。

福祉施設、デイサービス、学童保育、放課後等デイサービス、学校、地域イベントなど、花育やフラワーアレンジメント体験をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

一人ひとりの年齢や目的に合わせたプログラムをご提案し、「花のある時間」を一緒につくってまいります。

 
 
 

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